3月で退職した。3月は有給手当は振りこまれた。4月は退職手当が振りこまれた。そして5月。退職して初めての「収入が何もない月」がやってきた。
退職することは在職中から何度も考えていたのでわずかばかりであるが貯金はしていた。しかし実際に退職してみると国民健康保険、住民税、国民年金など生きているだけでかかるお金に初対面し、その恐ろしさに腹を殴られる日々であった。 わかってはいたが、その破壊力はすごいものであった。
いつまで無職でいるか。それはまだ決めていない。しかし資金がなくなれば無職でいれなくなるのは当然である。
いつまで貯金額を伸ばせるかが勝負だ。
そう思った私は自分自身の鬼の経理担当をなることを心にきめた。
まずは情報を得ようとYOUTUBEを見たり、本を読んだりした。幸い情報収集で出費④せずとも以前購入しただけで読んでいない本がいくつかあったのである。
今はやりのNISAや投資の情報が多かったが、今はそれを見ている場合ではない。 目の前のお金をどこまで引き延ばせるか。私の無職生活がいつまで続けられるかはそれにかかっているのだ。
まずは残高の確認。固定費の確認、流動費の確認である。
驚かれる方も多いかもしれないが私はほぼ金銭管理をせず過ごしてきた。
支払いはほぼクレジットカードで行っており、水道光熱費もすべてクレジットカード支払いにしていた。家賃が足された額がほぼ毎月の支出となる。
クレジット支払い額はそれほど変動もなく、毎月同程度であった。
支払いの内訳をみることはほとんどなかったのだが、まずは自分が何にお金を払っているのか確認する必要があると思い、支出の内訳を計算してみることにした。